新型コロナウイルス感染症は、2023年5月8日より感染症法上の位置付けが5類感染症となりました。
5類感染症
国が感染症発生動向調査を行い、その結果に基づき必要な情報を国民や医療関係者などに提供・公開していくことによって、発生・拡大を防止すべき感染症。
インフルエンザ・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・梅毒 ・風しん・麻しん・RSウイルス感染症・性器クラミジア感染症 などが5類感染症に規定されています。
NIPTとは、母体血を用いた非侵襲性出生前遺伝学的検査です。妊婦さんからの10ml程の採血で出生前検査が可能です
妊娠9~10週以降の母体血漿中に存在する胎児由来のcell-free DNA を検出して、胎児の染色体の数的異常の診断をする検査です。
13 番、18 番、21 番の3つの染色体の数的異常を検出するする非確定的検査です
末梢血や骨髄液、リンパ節等の組織中のリンパ球を培養して細胞を増やし、スライド上に標本作成したものを分析する検査です。
日本では従来より行われている最もスタンダードな検査であり、既知の染色体異常症の診断に有用です。
先天的な染色体異常と、後天的な白血病や悪性腫瘍の染色体異常の診断を行います。
手術や内視鏡検査などの際に患者さんから採取された臓器・組織などに含まれる細胞を調べ、病気を診断したり、原因を究明したりするために行う検査です。
採取された組織や細胞の標本は臨床検査技師(細胞検査士)によって作製され、病理医がその標本を観察して病気の種類や進行状況、腫瘍などの場合は良性か悪性かの診断も行います。
この診断によって次の治療方針が決まるため、非常に重要な検査です。