つわりの原因と症状別の対処法|妊娠初期を安心して乗り越えるために | 新型出生前診断(NIPT検査)のJラボ

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つわりの原因と症状別の対処法|妊娠初期を安心して乗り越えるために

2025.9.10

妊娠初期の代表的な体調変化として、多くの妊婦が経験する「つわり」。吐き気や食欲不振など、その症状は人それぞれ異なります。中には日常生活が困難になるほど重症化するケースもあり、不安を感じている方も多いでしょう。

この記事では、つわりの原因やタイプ別の症状と具体的な対処法を、妊婦さん本人はもちろん、パートナーや周囲の方にも役立つよう丁寧に解説します。

出生前診断(NIPT検査)ってなんですか?

出生前診断(NIPT検査)はおなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性をみるための検査です。
出生前におなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもっているかどうかを確実に検査する方法として羊水検査や絨毛検査がありますが、それらは流産などの危険性を伴う検査(子宮に針を刺す検査)です。
そこで、危険を伴わずに赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性を検査する方法が開発されており、
その一つが出生前診断(NIPT検査)です。

Jラボの新型出生前診断(NIPT検査)

つわりの主な原因とは?

つわりは医学的に完全に解明されているわけではありませんが、複数の要因が組み合わさって起こると考えられています。

ホルモンバランスの急激な変化

妊娠すると「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」や「プロゲステロン」などのホルモンが急増します。これが消化器系や自律神経に影響し、吐き気や体調不良を引き起こします。

においへの感受性の変化

妊娠すると嗅覚が敏感になり、普段は気にならないにおいでも強い不快感を覚えることがあります。

心理的ストレスや疲労

妊娠に伴う環境の変化や将来への不安など、心理的要素がつわりの発症や悪化に関係していることもあります。

代表的なつわりの種類とその特徴

つわりにはいくつかのタイプがあり、人によって現れ方が異なります。自身の症状を知ることが、的確な対処につながります。

吐きつわり

食べ物やにおいによって強い吐き気を感じ、何度も吐いてしまうタイプ。栄養不足や脱水に注意が必要です。

食べつわり

空腹時に気持ち悪くなり、食べることで症状が軽くなるのが特徴。体重が増加しやすい傾向があります。

においつわり

においに対して強い拒否反応が出るタイプ。料理のにおい、洗剤、香水など身近な香りでも気分が悪くなることがあります。

よだれつわり

唾液の分泌が異常に増えることで、不快感や吐き気につながるタイプ。外出先での対応が難しいこともあります。

症状別:つわりの対処法

つわりにはいくつかのタイプがあり、現れる症状によって適切な対処法も異なります。自分がどのタイプのつわりなのかを把握し、それに合った方法で負担を軽減することが重要です。

吐きつわりへの対策

吐きつわりがつらい場合は、一度に多くの食事を取るのではなく、少量ずつこまめに分けて摂取することが効果的です。また、温かい料理のにおいが気になる方は、常温や冷たい食べ物を選ぶことで不快感を軽減できることがあります。吐いた後は体内の水分やミネラルが失われているため、水分補給や電解質の摂取を忘れないようにしましょう。

食べつわりへの対策

食べつわりでは、空腹時に気分が悪くなるケースが多いため、血糖値の急な低下を避ける工夫が重要です。炭水化物だけでなく、たんぱく質も組み合わせて摂ることで血糖値を安定させやすくなります。外出先や就寝前には、飴やクラッカーなど手軽に食べられるものを持ち歩く・枕元に軽食を用意するなど、すぐに対応できる準備を整えておくと安心です。

においつわりへの対策

においに敏感になる「においつわり」は、マスクの着用で外部のにおいを遮断することが基本の対策です。自宅ではこまめな換気を心がけるほか、食事の際は可能であれば他の家族に調理を任せるとよいでしょう。また、無香料の洗剤・シャンプーなどに切り替えることで、生活空間におけるにおいストレスを軽減できます。香水の使用も一時的に控えることが望ましいです。

よだれつわりへの対策

唾液が多く分泌される「よだれつわり」には、ミント系のガムやタブレットを口に含むことで唾液量をコントロールしやすくなります。また、外出先でもこまめに唾液を吐き出せるよう、ティッシュや密閉容器を持ち歩くなど、衛生的に処理できる環境を整えておくと不快感を軽減できます。人によってはうがいや歯磨きで口内を清潔に保つことで楽になる場合もあります。

つわりが重症化した場合の対応

吐き気がひどく水分も取れない、体重が急激に減った、意識がぼんやりするといった症状がある場合、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の可能性があります。以下のようなサインが見られたら、迷わず医療機関を受診してください。

  • 水分や食事がほとんど取れない
  • 1週間で体重が5%以上減少
  • 尿の回数が極端に少ない・濃い色
  • 意識がもうろうとする

つわりの時期に周囲ができるサポート

つわりは外見からはわかりにくく、本人が苦しんでいることに気づかれにくい症状です。そのため、家庭や職場での周囲の理解と配慮が何よりも大切です。

家庭では、体調がすぐれない妊婦さんに代わって食事の準備や掃除・洗濯などの家事を分担することが、心身の負担軽減につながります。また、「無理しないでね」など、さりげない声かけや共感も、妊婦さんにとって大きな支えとなるでしょう。特に吐き気などで食事がとれないときは、無理に食べさせようとせず、本人のペースを尊重することが重要です。

職場においては、体調に応じて休憩時間を調整できるよう配慮したり、可能であれば在宅勤務や時差出勤の導入を検討することも1つの方法です。加えて、つわりによるにおいの敏感さに配慮し、休憩室などの共有スペースでにおいの強い食べ物を避けるなど、些細な気づかいが妊婦さんの負担軽減につながります。

まとめ:つわりは一時的なもの。無理せず、正しい知識で乗り切ろう

つわりは妊娠初期に特有の症状であり、多くの場合は妊娠12週〜16週頃には自然に軽快していきます。しかし、日常生活に支障をきたすほど症状が強い場合は、我慢せずに早めに医療機関に相談することが重要です。正しい知識と適切な対処を心がけ、ご自身の体調に合わせて無理のない日々を過ごしましょう。

また、妊娠が順調に進むなかで、多くの妊婦の方が気になるのが「お腹の赤ちゃんの健康状態」です。Jラボでは、妊娠10週目から受けられる新型出生前診断(NIPT)をご提供しています。提携クリニックは全国にあり、累計10万件を超える検査実績に基づいた信頼性が高い検査を受けることができます。

出生前診断(NIPT検査)ってなんですか?

出生前診断(NIPT検査)はおなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性をみるための検査です。
出生前におなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもっているかどうかを確実に検査する方法として羊水検査や絨毛検査がありますが、それらは流産などの危険性を伴う検査(子宮に針を刺す検査)です。
そこで、危険を伴わずに赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性を検査する方法が開発されており、
その一つが出生前診断(NIPT検査)です。

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